Microsoft Windows XPのService Pack
■Service Pack 1
2002年9月19日に公開された。既存の不具合修正に加えて USB 2.0 への対応および DVD Audio のサポート対応、プログラムの追加と削除内にウェブブラウザやメーラー等の特定のアプリケーションについて、サードパーティー製アプリケーションを標準で使用するように設定できる「プログラムのアクセスと既定の設定」が付け加えられてます。2003 年 2 月 3日にマイクロソフト製 Java VM (Microsoft VM) を削除した Service Pack 1a が公開されました。2006年10月11日にサポートが終了しました。
■Service Pack 2
2004年9月2日に公開された。当初従来通りの Service Pack の予定であったが、セキュリティホールを狙った悪意のあるソフトウェアの出現や不正アクセス事件が多発したことを受け、セキュリティの強化が最重点項目となっています。入手方法は従来通りマイクロソフトのサイトからのダウンロードと Windows Update で行われた他、PC 販売店や郵便局にて小冊子付 CD-ROM 配布も行われ、2010年7月13日にサポートが終了しました。
● Service Pack 2b
2006年7月22日に、一部の店舗で販売された。内容は SP2 に一部の修正プログラムを適用させたものです。
● Service Pack 2c
2007年から販売された。SP2c ではプロダクト キーの不足に対応するためプロダクト キーの系統が変わった。この変更により SP2b 以前のインストール メディアでは SP2c のプロダクト キーが使用できません。
■Service Pack 3
2008年4月21日に完成、2008年5月6日に Microsoft ダウンロードセンターおよび Windows Update で公開されました。Network Access Protection、ブラック ホール ルーター検出、カーネル レベルでの FIPS 140-1 Level 1 準拠の暗号化サポートがサポートされ、プロダクト アクティベーション システムが変更されました。既にインストール済みの環境に SP3 を適用する場合、SP1 もしくは SP2 が適用されている必要があります。SP なしの初期バージョンには、直接 SP3 を適用することはできません。また、SP3 を適用したメディアは OEM 向けにのみ提供されリテール パッケージ(通常版)は販売されていません。
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